フーコック島北部にあるビンパールのサファリはベトナム最大級で、サファリと動物園が一体となった施設です(敷地面積380ヘクタール)。
南アフリカ、インド、オーストラリアなど世界から集まった200種、計4,000頭(富士サファリーパーク:30種類、500頭)の動物、日本では見られない動物、絶滅危惧種の白サイなどをみることができます。
まずはサファリの情報を抑えておきましょう。
- 営業時間:9:00 – 16:00
- サファリパークのバス最終便:15:20
- マルチアニマルショー:10:00 – 10:30(毎日) / 14:00 – 14:30(火曜と水曜以外)
- キリンの餌あげ:30,000vnd(餌代)
- 像の餌あげ:30,000vnd(餌代)
- ワオキツネザルの餌あげ:30,000vnd(餌代)
- 動物園内のトラム:大人100,000vnd/子供(100-140cm)80,000vnd/100cm以下無料
またナイトサファリもありますので、夜に遊びに出かけたい方におすすめです。動物園入り口に集合して、そこからカートに乗って園内を回ってサファリゾーンに行きます。危険なため猛獣ゾーンには行きません。
- 営業:金/土/日/月(雨天中止の場合あり)
- 時間:19:40/20:10/20:30の3便(所要時間1時間)
- 料金:600,000VND/大人、450,000VND/子供(予約必要です)
地図の下に入場ゲートがあり、下の部分は「動物園」、上の部分が「サファリ」となっています。
動物園のエリアも小さいお子様にとっては広く、歩いて回ると疲れてしまうかもしれません。
疲れてしまった時には、園内を走る電動カートも有料(園内で購入。大人100,000vnd/子供80,000vnd)でご利用できます。
このサファリの時間の過ごし方ですが、ほとんどの方が半日で十分な様です。
その中でも特に午前中に行くのがおすすめで、午前中の方が暑さでくっだりしていなく動物が活発で表に出てくれるのでいろんな動物が見れますし、10:00からは色んな種類の鳥がいろんな技を見せたり、大きな鳥が場内を飛び回まるなどの鳥のショーもあります。
ここのおすすめのルートですが、
- 9:30 動物園(鳥のショー近くを散策)
- 10:00 鳥のショー(場所取り必要)
- 10:30 動物園(サファリ方向に歩きながら)
- 11:30 サファリ
- 12:00 キリンのレストラン
- 13:00 ホテルに戻るか、近くのビンワンダーで午後を過ごす
鳥のショー
毎日10:30から30分ほど、入場ゲート入って左に行った方で鳥のショーが行われます。火曜と水曜以外は14:00からもあります。
いろんな種類の鳥が調教され、鷲(?)が目の前を飛ぶなど色んな技を見せてくれます。
ベトナムの夏休み(6 – 8月)などの繁忙期には大変混雑しますので、10:00くらいには席の確保が必要です。
サファリ
入場ゲートから動物園を抜けると、サファリのバス乗り場があります。入場ゲートからサファリのバス乗り場までの距離は、1kmくらいだと思います。
バスに乗っている時間は、約30分くらいです。
バスは頻繁に来ますので、繁忙期でも待ち時間は15分ほどです。
バスに乗りますと、ガイドさんが動物の説明をしてくれます。ガイドさんにお願いすれば親切に英語でも説明してもらえます。
バスが出発しますと、まずは鹿などの草食動物ゾーンを通り、ライオンやトラがいる猛獣ゾーンに入ります。ライオンやトラは、目を凝らして探して見てください。
運がいいと、月の輪熊が立ってバスに近寄ってきてくれます。迫力満点です。
キリンのレストラン
このキリンのレストランでは、普通に食事ができたり飲み物を買って休憩できますが、キリンに餌をあげることもできます。
キリンにあげる餌をレストランの注文するカウンターで1.5usd(30,000vnd)で購入します。
昼食としてハンバーガーやパスタなどコーラー付きコンボセットが6usd (140,000vnd)くらいであり、ここで昼食を済ませることもできます。
*期待できる質ではありません・・・
アジア象の餌やり
9:00-16:00の間で「アジア象」に直接餌をあげることができます。
1日に200kgほど食べて200リットル水を飲むとの事。そして一週間で1トンのウンチ。
餌代:30,000vnd(約150円)
ワオキツネザルの餌やり
猿のゾーンで、9:00-16:00の間で「ワオキツネザル」に直接餌をあげることができます。午後になるとお腹がいっぱいになってエサをあげられないこともありますので、ぜひ午前中に。
餌代:30,000vnd(約150円)
日本では見られないレイヨウ
日本の動物専門家に、日本の動物園やサファリでは見られないレイヨウが、フーコック島のサファリに8種類いると教えてくれました。
セーブルアンテロープ、ゲムズボック、ボンゴ、ニヤラ、ニルガイ、ウォーターバック、インパラ、グレータークーズー
中でもボンゴは、世界四大珍獣(パンダ、オカピ、コビトカバ、ボンゴ)の一つとのこと。
セーブルアンテロープは、以前は日本のサファリや動物園で見られた様ですが現在はいないとのことです。
クリップスプリンガー
日本の動物専門家に、クリップスプリンガーについて情報を頂きました。
クリップスプリンガーは、ヨーロッパでは短命、フーコックでは雄2頭くらいしかいないとのこと。しかも世界的にもめずらしく元気にしているとのことです。
なぜか生息地も異なるワオキツネザルと一緒に飼育されていて、貴重な展示方法とのこと。
帰りのバス
サファリの入場ゲートを出て200mくらいまっすぐ歩くと、タクシーの運転手が待っていたり、シャトルバス乗り場があります。
シャトルバスは、ビンパールホテル、ビンワンダー、グランドワールド、街中に行きます。
時期によって間引き運転していますが、繁忙期の午後は30分おきにバスが出ています。
*タクシーはやや高めです。ぼったくりも心配なので、極力使用しない方がよろしいかと思います。
料金表:2023年1月〜
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