フーコック島はベトナムの南部に位置しており、飛行機でハノイから2時間、ホーチミンから1時間で行くことができるリゾートアイランドです。
昨今ベトナム政府もフーコック島のリゾート開発に力をいれており、ホテル滞在、レジャー施設、マリンスポーツと小さい子供からから大人まで楽しむことができます。
ここでは、フーコック島に「来たことがない方」や「リピーター」に向けて、フーコック島の魅力をまとめましたので、参考にして頂ければと思います。
◉ホテル
新しくてモダンなデザインで安い。
◉サンセット
ベトナムで唯一海に沈むサンセットを見ることができるリゾート。
◉自然
きれいな海、山、渓流、動物、昆虫など多くの自然。
◉レジャー施設
小さい子供から大人まで楽しめるレジャー施設が充実。
◉治安
小さなお子様や女性が夜に出歩けるほど安全。
◉文化
ベトナム料理やフーコック島の郷土料理。やさしいベトナム人。
ホテルでゆっくりしたい方、アクティビティーを楽しみたい方、家族連れの方、誰もが楽しんでもらえるリゾートアイランドです。
日本ではまだ知名度の低いフーコック島ですが、近い将来「東南アジアの4大リゾート島」として、タイの「プーケット島」、インドネシアの「バリ島」、フィリピンの「セブ島」に名を連ねる事を期待しています。
ベトナムの南部に位置しており、飛行機でハノイから2時間、ホーチミンから1時間で行くことができるリゾートアイランドです。
島の大きさは574km2、淡路島やグアムとほぼ同じ面積。道路の全周は130kmで最北端から最南端までおよそ60kmと細長い島です。
人口はおよそ15万人。おもな産業は漁業と観光業となります。
フーコック犬は絶滅危惧種に指定され、フーコック犬ファーム(保護施設)で保護されています。
街中でもフーコック犬を見かけますが、ほとんどが雑種となります。
外観の特徴として背中の中央の毛が逆立っていることですが、もっともユニークなのは手足に水かきがあり海を泳ぐことができることです。詳細は、こちらから。
今のところ日本からフーコック島への直行便がないため(2024年)、通常はベトナムハノイかホーチミンで乗り換えてフーコック島へ来ることになります。
また、仁川(韓国)、バンコク(タイ)、クアラルンプール(マレーシア)などフーコック島への海外からの直行便があるため、韓国・仁川空港経由やタイ・バンコク経由などでフーコック島に来ることもできます。
最近では、仁川空港が快適ということもあり、仁川乗り継ぎで来られる日本人も増えてきています。乗り継ぎで荷物を取り出さなくて良い利点もあります。
また、ベトナムの航空会社各社の遅延やキャンセルなど定時運行率が悪いため、韓国系の航空会社を使用するのも良いかと思います。
詳しいフーコック島の行き方は、こちらから。
フーコック国際空港の詳細はこちらから。
フーコック島のベストシーズンは、乾季の12月から4月の間です。その中でも1月-3月の天気が安定しており、ベストの中のベストとなります。
ベストシーズンの詳細は、こちらから。
気温は年中通して温暖のため、基本は半袖半ズボンとなります。寒くても朝晩に上に軽く羽織る程度の寒さです。一方、雨季は5月から10月の間で、5月から7月は晴れる日も多く過ごしやすい日々が続きますが、8月と9月は日本の梅雨の様に朝から晩まで連日雨が降ることが多いです。
*昨今、気候変動により乾季に連日雨が降ったり、雨季に乾季の様な晴天が続くことがあります。
フーコック島は、波の向きも重要!!
乾季になると西側の海が穏やかになり東側の海の波が大きくなり漂流物も多くなります。
一方、雨季はその反対で、東側の海が穏やかになり西側の海の波が大きくなり漂流物も多くなります。
【乾季におすすめのホテルとビーチ】
西側のホテル/ロングビーチとスターフィッシュビーチ
【雨季におすすめのホテルとビーチ】
東側のホテル/サオビーチとケムビーチ
◉電話
ほとんどのところが4Gですが、一部5Gや3Gのところがあります。
アマゾンでベトナムの格安SIMも購入できますが、通信速度が安定しているのはベトナムの3大キャリア(Vinafone, Mobifone, Viettel)となります。
ドコモの「ahamo」がフーコックで繋がりづらいと複数聞いてます。
フーコック島で安いSIMカードも購入できます。詳細はこちらから。
◉WiFi
ホテルや街中のレストランやカフェは無料でWiFが使用できます。ダウンロードもアップロードも20Mbps以上はあります。早いところですと100Mbps以上となります。
◉両替
最近では、街中の両替所でも日本円を扱っているところが増えてきています。また、一部大手ホテルではレセプションで両替もしてもらえますし、街中のATMでキャッシング もできます。
一番レートが良いのは、ホーチミンやハノイの街中の両替所となります。詳細はこちらから。
◉交通機関
島内に電車はなく、メインの移動方法はタクシーやGrab(自動車配車アプリ)となります。
最近では、ビングループのバス(VinBus)が市内を巡回していますが、空港に立ち寄ったり市内を遠回りしますので、ルートをしっかり理解した上でご利用下さい。バックパッカーの様に時間よりお金を節約したい方におすすめです。
◉レンタルバイク/レンタカー
街中にはたくさんのレンタルバイクのお店があり、免許証の提示は不要でパスポートだけで借りることができます。ベトナムの法律上はベトナム発行の免許証が必要なため違法となりますが、欧米人の観光客はよく利用しています。詳細はこちらから。
ベトナムに在住していない外国人は、ベトナムの運転免許証を発行できないため、車を運転することはできませんので、レンタカーを借りることもできません。
◉病院
海外旅行では、疲れ、ストレス、衛生面、気候などで体調を崩しやすいかと思います。
英語での対応、日本の海外旅行保険に提出する英語の診断書やレシート発行、衛生面など安心して利用できるフーコック島の病院はこちら。
・持ち物:パスポート、現金もしくはクレジットカード、携帯電話など
・費用の目安:嘔吐や下痢などの処置(問診、点滴、薬の処方など)で、約20,000円。
◉水/氷
水道水は比較的きれいで軟水です。歯を磨く際には水道水でも問題ありませんし、水を沸かせば飲むこともできます。ただ、ホテルによっては管理不足で茶色い水がでるところもあります。
ベトナムでは氷をビールやジュースに入れたり、チェーと言うベトナムデザートに氷を入れる文化があるので、日本人も氷を口にしても通常問題ありません。
◉電圧/コンセント形状
電圧は日本が100Vに対しベトナムは220Vと異なりますが、最近のパソコンや携帯電話はどちらにも対応している機器が多いです。
ベトナムでは、日本と同じコンセント形状のAタイプがほとんどの所で利用できます。もしAタイプが使用できないホテルがあっても、街中のスーパーでAタイプを使用できる延長コードが200 – 300円程度で簡単に購入できます。
観光客が必要とするホテル/飲食/観光/レジャー/両替/病院などの情報に絞ったGoogleマップを作りました。
サイドメニューから必要な情報のみを表示したり、宿泊ホテルを選択すると周辺情報が得られます。
詳しくは、こちらから。
フーコック島にはおよそ800ほどの宿泊施設がありますが、フーコック島のホテルの特徴は、多くのホテルがここ10年以内にオープンしモダンなデザイン、きれいで安いことです。
また、大型のホテルから自然と一体となったホテル、プール付きのビラなど多種多様なため、ぜひいろんなホテルを楽しんで頂きたいと思います。
詳しくは、こちらから。
レストラン
フーコック島でぜひ食べて頂きたいのは、フーコック料理の「Bun Quay」や「Goi Ca Trich」、獲れたて新鮮な「イカ」と「エビ」です。(南国と言うこともあり、魚は日本より劣ってしまいます・・・)
「Goi Ca Trich」は、フーコック島で取れたニシン(生)のサラダで、野菜と一緒にライスペーパーに巻いて、タレにつけて食べます。
フーコック島には幾つものビーチがありますが、波が穏やかできれいな時期があったり波が大きくて漂流物が多い時期があったりしますので、時期に合ったビーチ選びが重要です。
ここでは、フーコック島の代表的なビーチを紹介します。
ロングビーチ/Long Beach
中心部から南部におよそ20km続くフーコック島のメインビーチ。多くのホテルがこのビーチ沿いに並んでいます。
・ベストな時期は12月から5月
・サンセット側(西側)
・茶色い砂/深い
ケムビーチ/Khem Beach
ホテルやSun Groupによって整備されいるため、きれいです。欧米人や島民が集まる静かなビーチ。乾季の間でも、水の透明度が高く波が小さい日もあります。おしゃれなレストランも並ぶ最近イチオシのビーチです。詳細はこちらから。
・ベストな時期は5月から10月
・日の出側(東側)
・白浜/遠浅
サオビーチ/Sao Beach
フーコック島で昔から一番有名なビーチで、多くの観光客が訪れます。アジア系の観光客が多いことやローカルのレストランが並ぶため、ゴミや汚水が目立つ時がありますし、波が穏やかな時期には多くの船が停泊しており、景観にガッカリする時もあります。詳細はこちらから。
・ベストな時期は5月から10月
・日の出側(東側)
・白浜/遠浅
スターフィッシュビーチ/Starfish Beach
天然のヒトデを見ることができるフーコック島で一番きれいなビーチです。
道中、悪路で簡単に行くことができないため、今は観光客が少なく自然が残されたきれいなビーチですが、最近、道が舗装され始めているため、今後多くの観光客が来ることで自然が壊されることが懸念されています。詳細はこちらから。
・ベストな時期は12月から3月
・サンセット側(西側)
・白浜/遠浅
オンランビーチ/Ong Lang Beach
ホテルによって整備されていないため、岩場など自然が残されており魚を見ることができます。
・ベストな時期は12月から5月
・サンセット側(西側)
・茶色い砂/深い
フーコック島にも自然、歴史、食文化を感じられる観光名所がありますので、ぜひ島内観光ツアーに参加して様々なフーコック島を知ってもらいたいです。フーコック島の観光名所は、こちらから。
ホーコック寺院/Ho Quoc Pagoda
2012年に建てられたフーコック島で一番大きい仏教寺院で、東側の海を一望できる絶景スポットにあり、海に向かった観音像が特徴的です。静寂な境内に響く風鈴と涼しい海風で心がやすらぎます。
詳細はこちらから。
フーコック収容所/Coconut Prison
ベトナム戦争の時に捕らえられた北のベトナム兵士の捕虜が、フーコック島の収容所で残忍な刑罰と拷問を受けていました。拷問に耐えられず刑務所で亡くなった遺体の頭蓋骨や膝などの骨からはいくつもの釘が見つかっています。
戦争の歴史やどの様な虐待を受けていたのかがわかる博物館になっています。
詳細はこちらから。
胡椒農家/Pepper Farm
フーコック島名産の胡椒は、風味が豊かで味がしっかりしているので、お土産として人気があります。
特に胡椒農家で販売している胡椒は、農家のおばさん達が①胡椒が熟す手前の一番香りが高く適度な辛味をもつ胡椒を手摘みで一つ一つ選別して収穫②一粒一粒選別して乾燥③乾燥後に一粒一粒選別して袋詰めしているため、無農薬で上質な胡椒を購入することができます。
詳細は、こちらから。
ダーバン渓流/Da Ban Stream
ダーバン渓流の特徴は、大きな岩肌を水が流れ、そこを歩いて登って行くことができます。
ダーバン(Da Ban)とは「岩の板」の意味をしており、岩の板が重なっているのを見ることができ、フーコック島が堆積岩で構成されていることがわかります。
詳細は、こちらから。
フーコック島の起源
渓流や南部の離島に行くと、フーコック島が中生代(約2億5000万年前)からの堆積岩で構成されいる姿を見ることができたり、山に砂があったりと、ユニークな光景を見ることができフーコック島の起源を知ることができます。
ぜひ大昔から存在している自然に触れて大昔のフーコック島を感じてみて下さい。
フーコック島には小さなお子様から大人まで楽しめる大規模なレジャー施設が揃っており、家族でも楽しめるリゾートアイランドです。
中でもフーコック島南部にあるアントイ諸島を渡る世界最長ケーブルカーは、一度は体験して頂きたい一つです。
その他のレジャー施設は、こちらから。
ケーブルカー/Cable Car
世界最長7,899.9mのケーブルカーは、フーコック島南部とホントム島(Hon Thom)を15分で結び、最高到達地点174mから眺めるアントイ 諸島は絶景。
渡った先には、ケーブルカーチケットに入園料が含まれているウォーターパークがあり、1日楽しむことができます。
詳細は、こちらから。
アクアトピア ウォーターパーク/AQUATOPIA Water Park
ケーブルカーで渡った先にあるホントム島のウォーターパーク(アクアトピア ウォーターパーク)には、小さい子供が楽しめるプールから大人が楽しめるウォータースライダーまで、おおよそ20のアトラクションがあり、1日楽しむことができます。
スリル満点のジェットコースターやアントイ 諸島を一望できる回転展望台もあります。
詳細は、こちらから。
サファリ/Vinpearl Safari
フーコック島北部にあるビンパールのサファリはベトナム最大級で、サファリと動物園が一体となった施設です(敷地面積380ヘクタール)。
南アフリカ、インド、オーストラリアなど世界から集まった200種、計4,000頭(富士サファリーパーク:30種類、500頭)の動物、日本では見られない動物、絶滅危惧種の白サイなどをみることができます。
詳細は、こちらから。
ビンワンダーズ/VINWONDERS
ビンワンダーズは遊園地、水族館、ウォーターパークなどいろんな要素を一つにまとめた複合施設で、一つ一つの規模は大きくないですが、小さなお子様から大人まで1日楽しんで頂けると思います。
今一番の目玉が、2022年の夏にオープンしたカメの形をした水族館です。
詳細は、こちらから。
フーコック島の主要なオプショナルツアーは、シュノーケリングツアーやアイランドホッピング ツアーとなりますが、島内観光やスキュバーダイビングツアーなども人気があります。
日本人観光客に人気があるツアーは、日本人スタッフが同行する「プライベートシュノーケリングツアー」や「プライベート島内観光」となっています。
オプショナルツアーの詳細は、こちらから。
プライベートシュノーケリングツアー
プライベート島内観光
弊社のプライベート島内観光ですと、日本人スタッフがお客様の興味のある行き先を確認して事前に観光スケジュールを作成します。当日は、日本人スタッフによる観光ガイドのため、言葉の心配がいりません。
おすすめの行き先は、
・フーコック産の胡椒を購入できる「胡椒農園」
・生ハチミツを購入できる「ハチミツ農園」
・海の見晴らしがよい「ホーコック寺院」
・フーコック島の歴史がわかる「フーコック収容所」
ツアーの詳細は、こちらから。
フーコック島の主要のお土産は「胡椒」「ヌックマム(魚醤)」「生ハチミツ」「真珠」となります。
どれも中心街で購入できますが、本物のフーコック産を手に入れるとしたら、島内観光と合わせて製造元に訪れて購入する方がお勧めです。
お土産の紹介は、こちらから。
King Kong Mart
島内で一番大きいスーパーで、最近はお土産品が充実しており観光客でいつも賑わっています。
お土産品だけでなく、お酒類も豊富なため、フーコック島初日にKing Kong Martに寄ってホテルの部屋で飲食するための飲み物やスナックを買う方も多いです。
詳細は、こちらから。
LOCA
LOCAオリジナルデザインのフーコック島やベトナムのかわいい雑貨を買うことができます。
「Chuon Chuon Bistro&Bar」にあった同店が、ナイトマーケットの前にも出店しました。
ナイトマーケットに行った時には、ぜひ立ち寄ってみて下さい。
詳細は、こちらから。
The One Up
エコを配慮したベトナムをイメージした商品がメインで、一部の商品には無料で名前やフーコック島地図のレーザー刻印もしてもらうこともできます。
ナイトマーケットに行った時には、ぜひ立ち寄ってみて下さい。
詳細は、こちらから。
フーコック島にも街中のマッサージ店、ホテルのSPA、健康ランドがあります。
特に街中のマッサージ店は、セラピストのレベル、衛生面、料金(一見安くてもチップが高い)に注意が必要です。
最近、街中で韓国人観光客向けのSPAやネイルのお店をよく見かけます、もちろん日本人も利用することができます。
Luna Thai Spa
Dusit Princessホテルの中にあるこのスパは、タイ人マネージャーにより技術、ホスピタリティー、衛生面が徹底管理され、フーコック島のスパの中で最も評判の良いスパです。
ホテルのスパですが、料金は高すぎないため外部宿泊者で利用される方も多いです。
帰国前に利用される場合、外部宿泊者でもこのホテルから空港までの無料送迎車も用意してくれます。空港まで車で10分程度なので、帰国前に利用されるのは如何でしょうか?
弊社でも予約代行できますので、詳細はこちらを確認ください。
素敵なフーコック旅行になることを願っております。
フーコックジャパン